勉強のやり方が分からないという人へ
「勉強のやり方が分からない」
入塾面談で生徒や親御さんから最もよく耳にするセリフです。
おそらく中高生から大学受験生,中には大人になってからも,勉強のやり方が確立できずに永遠に迷走している人はかなりたくさんいるような気がします。
勉強法に関する本や動画などはいくらでもありますが,
「自分に合った勉強法」が見つからず,
いろいろな人のいろいろなやり方をつまみ食いしては挫折を繰り返しているのではないでしょうか。
結果的に,成績は伸びないし,テストはいつもその場しのぎの一夜漬け。
学年が上がるとより難しくなり,ついには「何が分からないのかが分からない」という状態になるのもよく分かります。
でも,やはり勉強法は,とても,いや,とてつもなく重要なのです。
最初から正しいやり方で取り組めるか,それを正しいレベルから取り組めるかで,その後の伸びは決定的に違ってきます。
地頭の良さとかIQとかよりも,やり方とレベル設定の方が圧倒的に大事なのです。
やり方とレベル設定が正しければ,どんな人も確実に伸びるのです。
▼なぜあの子はできるのか?
歴代のフジゼミ生の中に,模試の偏差値はどの教科も模試の偏差値は65以上という優等生の女の子がいました。
学校の成績も常に5位以内で,現役で名古屋工業大学という国立の難関大学へ進学していきました。
「もともと地頭がいいんでしょう」
「積んでるエンジンが違うんでしょう」
という声が聞こえてきそうですが,彼女はいつもボロボロになった問題集をやっていました。
「またそれをやってるのね。何周目?」
「どうでしょう(笑)…10周以上はやっていると思います(照)」
というやり取りをよくしていました。
彼女が取り組んでいたのは,学校で配布された,みんなが持っている問題集です。
それを彼女は何度も何度も繰り返しやっていたのです。
答えはノートに書き,間違った問題や自信がない問題に☑をつけ,その問題を数日おきに解きなおしていました。
自信をもって解けるようになってからも,定期的に見直していました。
それを繰り返すうちに,問題集がどんどんボロボロになっていったのです。
▼こんな勉強をしていませんか?
問題集に直接答えをを書きこんでいる人がいますよね。
解き終わったら赤ペンで〇つけし,間違えた問題は赤ペンで答えを書く。
テスト前になったら,その書き込みだらけの問題集を開いて,なんとなく眺めてみて,なんとなく答えを丸暗記して,それで終わり!です。
この人が彼女に勝てるわけがありませんよね?
やり方が決定的に違うのに,
この問題集は合わない…といって良さそうな教材を探してみる
いや,そもそも授業を理解していないからだ…といって授業動画を探してみる
それを続けるうちに不安だけが大きくなっていって,塾を探してみる
それでも伸びないから,別の塾を探し見てる…
なんだか非効率の無限ループ状態でとてもかわいそうですが,
「まさに自分じゃん」
と思い当たる人も多いのではないでしょうか。
でも,そんなあなたもきっと大丈夫です。
正しいやり方で勉強すれば絶対に伸びます。
遅れなんてすぐに取り戻せます。
この先で紹介する勉強法のページを何度も熟読して,一気に巻き返しといきましょう。
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